2011/03/08

インターネットの野郎め、とっ捕まえてやる!

インターネットが社会に与える影響が大きくなっていると感じる。
去年は中国漁船衝突事件のYouTube投稿、
最近だとエジプト民主化運動の引き金になったと言われるし、中国やリビアでも同じだ。

10年くらい前のインターネットの黎明期と比べると、
既にインターネット = 社会生活と言っても良いくらい現実社会と結びついている。
最近では、FaceBookとかTwitterとかが現実のサービスとの繋がりを強めているみたい。
広告費用に対する効果やサービスの儲けを考えると、
確かに現実の人間(とかなり近いもの)に対して直接訴えられるってのはビジネス指向で、
匿名を相手にするよりも効率が良いんだろう。

でも、現実とリンクした新しいサービスがどんどん現れているにもかかわらず、
俺の中でのインターネットに対するスタンスはずっと変わってない。
インターネットってのは便利で、おもしろくて、怖いものだ。
だからホイホイと実名で活動することはできないし、どうしても実社会と一線を引いてしまう。

実際、10年前から2chの基本概念は何も変わっていないし、
インターネット上では匿名もしくはハンドルネームを使う人ってのが大半だと思う。
やっぱり、何の責任もなしに自由な発言が出来る場所ってのは重要なんだろう。

もしもネット上での実名活動が義務化されたら(技術的に無理だろうが)、
個人が特定できることによる言葉狩りや思想狩り(っていうのか?)が始まるのが一番怖い。
本当に、「インターネットの野郎め、とっ捕まえてやる!」って言う奴が出てきそうだ。

ここまで書いてきて結局何が言いたいかっていうと、facebook怖い、だ。

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