2010/10/30

百舌谷さん逆上する 最高の変態漫画

百舌谷さん逆上する(5) (アフタヌーンKC)
篠房 六郎
講談社 (2010-09-22)


自分は知り合いが少ないから出掛けたり食事したりはいつも一人で慣れたんだが、
さすがに一人で旅行に行くのはやった事が無い。
それでも京都とか伊勢神宮とか静かなところを一人で歩くのはできるんだが、
一人で宮古島までいってシュノーケリングとか、しかもツアーとか考えられない。
作者のあとがきを読んだら泣きそうになった...。

コミックスの「百舌谷さん逆上する」についてですが、5巻も全然テンションが落ちない。
期待通りの変態っぷりがそこかしこに散りばめられていて読むのがホント楽しい。
ツンデレのための女の子同士の集まりとか、
オタク同士のオフ会の様子なんか会話が良い方向にずれてて面白いです。

特に良かったのは、小学校のクラスのホームルームで
樺島くんを前にして「樺島がダサいかダサくないか」についてみんなで議論する場面。
悪いことした奴を被告人としてある事ない事議論するのは確かにやったような気がするけど、
議題を「ダサいか」にすり替えるとここまで面白くなるものなのか、と。

会話のテンポとか内容とか、面白くなるようにすごく手間をかけて作ってるんだろうなぁ。惚れる。

びっくり

あれ?
伊東遥が結婚してる...。
あれだけ可愛ければ、旦那にとっては過去の職業なんて関係ないのかな。

2010/10/27

バクマン 10巻にしてようやくスタートライン

バクマン。 10 (ジャンプコミックス)
小畑 健
集英社 (2010-10-04)


ジャンプが掲げる友情・努力・勝利というテーマを今一番体現しているジャンプ漫画だと思う。
真城と高木との友情、漫画家としての努力、成功への足がかりを10巻にしてようやく手に入れた感がある。
今まで描きたくもない漫画を描いていたことに気づき、
本当に描きたい漫画のために連載を辞め、新たな境地に挑戦しようとする2人がかっこいい。

さらに、成長した三浦さんの代わりに新たな担当編集になったのが、
持ち込み時からずっと面倒を見てくれた服部さんに変わるという嬉しい展開。
いつかこうなるだろうとは思ってたけど、ようやく形になった。

2人の漫画家としての本当のスタートラインは、まさにこの10巻目なのだと思う。

2010/10/26

来週の連休

岳人2010年11月号 を立ち読みしてみたら鈴鹿特集が組まれていたので買っておいた。
来週は6連休が組めそうなので、雑誌の記事を元にして地元の山巡りをしようと思う。
なんといっても御在所は楽なんだが、
何度も登ってマンネリ化してるから、そろそろ他の山を探してみようと思ってたので丁度良かった。

・・・と思って読んでみたんだが、
御在所以外では登山口までのアクセスはどうしても車かタクシーが便利っぽい。
仕方がないから御在所の中道を極めようと思う。
唯一、国見岳は御在所から歩いていけそうだから今回は国見を目標にしよう。

菰野町の登山マップによると裏道の途中で中道の負ばれ石につながるルートがあるようなので、
ゆっくり歩きながら探してみることにする。


2010/10/24

ストレンジ・ジャーニー



ペルソナに始まり、世界樹の迷宮などをプレイしてアトラスのゲームが好きなので買ってみた。
悪魔合体のシステムは昔から変わっていないが、ストーリーがなかなかおもしろくてずっとプレイしてる。
もう半年ほどになる。
会社が終わってからちまちまとやってついにプレイ時間は100時間を超えたが、いくらなんでも長すぎるだろ。

本筋とは関係ないミッションも盛りだくさんの上、
未完成のダンジョンの地図を歩きまわって完成させるのが結構好きなんだが、
隠し扉が多かったり、先のマップでしか入手できないアイテムで開ける扉などがあるため、
マップの完成度を気にしてると全然先に進まない。

アイテム収集とかも面白いんだが、
俺の性格とゲームの性格がマッチしていないためダンジョンのゴールになかなか辿り着けない。
同時期に買ったゲームに全然手がつけられてないのが残念だなー。


2010/10/23

鹿島槍登山2010 ④

鹿島槍ヶ岳①-③は、1日目(扇沢から冷池山荘まで)の道のりを記録した。

今回は冷池山荘から鹿島槍ヶ岳に向かうのだが、
その日のうちに下山する予定だったので道のりとしては、
冷池山荘→布引岳→鹿島槍ヶ岳南峰→鹿島槍ヶ岳北峰
  →南峰→冷池山荘→種池山荘→扇沢(高低差1500m・合計20km位?)を歩いた。

2日目は朝の4時頃に山荘で弁当をもらって出発した。
北峰までは片道約2時間なので、運がよければ朝日が拝めるかもしれない。前日、山荘の人から「南峰付近で初冠雪しそうなので、滑ると危ないからその先には行くな」と言われたが、とりあえず南峰の様子を見てから先に行けるか決めることにした。
山荘で一緒に食事をしたおじさんは北峰から五竜岳・唐松岳に向かうと言っていたが、行けないかもしれない。

結果、布引岳まで行ってみると気温は低かったが霜や氷は張っていなかったので滑ることもなく、安全そうだったので南峰・北峰まで行くことができた。途中・弁当が冷たすぎて凍えながら朝ごはんを食べたのは残念だったが、鹿島槍からの360度の眺めはガスがなく絶景だった。

西側には立山連峰(雄山・別山・劔岳)がそびえ立ち、北側には白馬連峰(五竜岳・唐松岳)をはっきりと見ることができる。また、南西の方角には槍ヶ岳を見ることもできた。美しい山々の景色を拝むことができるから、山登りは苦しくてもやめられない。

【鹿島槍頂上:立山をバックに】


【北の五竜・唐松岳】

2010/10/13

鹿島槍登山2010 ③

 昼食を食べてエネルギー補給ができたので、種池山荘を後にして再び冷池山荘を目指して歩き出した。

山の天気は変わりやすいとはよく言ったもので、少し歩いたところから種池山荘の方向を見てみるとさっきまで辺りを覆っていたガスが消えて景色が良くなっていた。赤い屋根の種池山荘の後ろ側には立山連峰がはっきりと見える。種池山荘で働いてたおねーさんが名残惜しい・・・。

 ここまで一気に登ってきたので道が急に緩やかになり、歩きやすくなっていた。難所もなくゆっくりと歩いて景色を楽しむことができたので、一日目で一番楽しかったのが種池山荘→冷池山荘までの道のりだったと思う。ただ、とにかく気温が低かったのでダウンジャケットと雨具・手袋は必須。ひんやりしたした空気の中で歩くのは気持ちがよかった。


 上の1枚目の写真は小さくて分かりにくいかもしれないけど、爺ヶ岳から見た剣岳。とにかく立山がよく見える。方向を変えると、槍ヶ岳のトンガリもはっきり見ることができた。2枚目(クリックすると巨大化します)は爺ヶ岳から見た北側の景色。真ん中には目的地の冷池山荘の赤い屋根がみえる。その奥には布引岳・鹿島槍ヶ岳が写っている。ちなみに冷池山荘までは近いように見えるけど、1時間~1時間半くらいかかった。

2010/10/12

鹿島槍登山2010 ②

扇沢・柏原新道からの登りの続きについてだが、天気が悪かったので景色も良くなくあまり気持ちのいいものではなかった。また、高低差がかなりあるので早めのペースで歩くとかなり疲れる。自分はあまり体力のある方ではないので、友達のペースに合わせるのには苦労した。
特に1日目の中間地点に当たる、種池山荘入り口の登りが精神的にきつかった。

【柏原新道途中からの景色 あまり天気が良くない】

種池山荘についたのは丁度お昼ごろで、出発が8時半頃だったから悪くないペース。初日の目的地、冷池山荘にはゆっくり歩いても夕方までには着くので、昼食をとって近くの景色の写真を撮りまくった。種池山荘ではかわいい人が働いてたので、一緒に写真とってもらったりした。
気温がかなり低くなっていたのも印象的だった。今年は9月後半でも暑いままだったから山の気温も高めだろうと思ってたが、10度を切るくらい寒かった。さすが。

【種池山荘からの景色 天気は良くないけど、上空に来てしまえば問題ない】


今日はここまで。
次回は、種池山荘~爺ヶ岳~冷池山荘の行程を載せる予定。

2010/10/04

鹿島槍ヶ岳2010 ①

毎年恒例になっている北アルプス登山、今年は鹿島槍に行ってきました!

ルート・日程は、
一日目:扇沢(9:30) ~ 種池山荘(12:00) ~ 爺ヶ岳(14:00) ~ 冷池山荘(15:00)


大きな地図で見る

まず扇沢から種池山荘の登りだけど、体力的にはここが一番きつかった。
特に難所はないが、標高1300→2400まで一気に登って体が高地の環境に追いつかず、
後半は思うように足が上がらなかった。

扇沢(柏原新道入口)