2012/06/24

さすらいエマノン 鶴田謙二

さすらいエマノン(リュウコミックス)


前作「おもいでエマノン」が短編ながらかなり面白かったので今回も期待して読んだ。
宇宙誕生からの記憶を持って転生し続ける女性(エマノン)を題材にしたSFで、
エマノンがとても魅力的で美しく描かれている。

記憶が消えないおかげで精神的に異様に大人びていながら、
肉体的な若さを失わないアンバランスな女性の魅力が静かに表現されていて、
非常に俺好みの良作になってます。

今作の見所はなんといっても川の中で全裸で泳ぐエマノンと、
ヒカリさん(これまた不思議な能力の女性)の温泉入浴シーン。
女性の裸がとても綺麗に描かれててあざといw 
正直、この絵だけで金出して良いレベルだと思う。

物語の方もSFとは言いながら設定がわかりやすくて、
エマノン自信よりも、エマノンに関わった男達の切なさが伝わってきて感情移入しやすい。
すげー面白い作品です。

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