2010/11/01

頑張るけど頑張りすぎない。

先日、ホームページの修正作業をしてたら、滅多に電話をかけてこない姉から電話がかかってきた。いきなり「あんた元気?大丈夫?」なんて言うもんだからちょっと動揺しつつ「元気だよ」と答えておいた。姉は俺よりも7歳も年上なので、苦手ってわけじゃないんだが、子供の頃からあまり話したことのなかった姉と大人になってから話すようになったのはちょっと不思議な感覚。

話を聞いていたら、どうやら姉の旦那の従兄弟が過労で亡くなったらしい。まだ35歳くらいで、今年から看護師の主任になって責任も増え、忙しく働いていたようだ。具体的には毎日夜中の1時頃に帰るような不規則な生活を送っていて、亡くなったその日は眠っている時に息をしなくなったのを奥さんが気づいて起こそうとしたら起きなかったと...。

姉は、俺が働いているIT業界は滅茶苦茶忙しくて、俺も過労死しないか心配でかけてきたそうな。まぁ俺の職場は有休が取りやすいし土日・祝日は休みなので大丈夫だと説明しておいた。ほんと、自分でもラッキーだなと思うくらい職場の環境が良い。今週も有休とって何度か山にのぼるつもりだよ、と姉が安心しそうな話をして電話を切った。

結局のところ、仕事の忙しさってのは職種よりも責任感の強い人にのしかかってくるものじゃないかと思う。俺なんかまだペーペーで、深夜までやるような仕事なんてない(っていうか職場にも深夜まで仕事する人なんていないが)。自分は学生時代に妙なプレッシャーの中研究をして一人でくだらないことを考えすぎてドロップアウトしてしまったので、それ以来、あまり自分で問題を抱えすぎないように心がけてる。自分の担当のシステムの仕組みについてできるだけ同僚と共有して、自分がいなくてもそこそこ問題なくシステムが動くようにしたり(とはいってもコアの部分は自分が握ってないといけないが)、問題があれば週次の報告会で上司と相談したりする。

この仕事は俺にしかできないんだ、という思い込みは捨てたほうが良い。
自分にしかできないことなんて、(普通の人には)ない。
俺のブログを読んでるような暇な人は過労死する心配はなさそうですけど、一応気をつけてくださいね。

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